DIYエアコン掃除をおすすめしない7つの理由デメリット

洗浄後にパーツを乾燥させる

私は普段から自分でエアコンの分解クリーニングを行なっています。

これは家計の事を考えると自分でカビ汚れをきれいに取り除いたほうがクリーニング費用が安くなるのは分かりきったことだからです。

ただ、そんな私が自分でエアコン掃除をすることを周りの人におすすめしていないのは、ちゃんとした理由があるからです。

そこで今回は、エアコンのDIYクリーニングをおすすめしない理由について詳しくお話していきます。

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【おすすめしない理由その1】汚れを落としきることができない

エアコンの風が臭くなったりする原因は、エアコン内部に繁殖したカビや汚れが原因です。

そのアルミフィン部や送風ファンに溜まっている汚れを取り除く方法として思いつくのが、洗浄スプレーなどを使ったクリーニング方法だと思います。

エアコン洗浄スプレーを吹き付ける

エアコンのファン部にくうきれい洗浄スプレーを吹き付ける

これらはエアコンの外側から洗浄液を吹きかけてやることでカビ汚れを取り除いてやる方法のため、エアコンをほとんど分解しなくても作業を進めていけるというのが大きなメリットでしょう。

また、洗浄スプレーなどはアルミフィン部に使うものだと約300円、送風ファン部に使うものでも約2000円ぐらいで購入できるため、クリーニング費用を大幅に節約することができます。

ただし、これらの方法のデメリットとしては、カビ汚れを落とすための缶に入っている洗浄液やすすぎ液の量が少ないため、汚れを取りきるのは難しいという点が挙げられます。

施工直後は洗浄液の香りが漂っているので、掃除した感を感じられるのですが、数日もすると付着していた洗浄液もドレン水と一緒に流れ出してしまうため、残ってしまったカビ汚れから臭いが発生してしまうという事もよくあります。

このように、これらの方法は費用が少ないというメリットの半面、効果も小さいというデメリットがあることを知っておきましょう。

【おすすめしない理由その2】作業中はとにかく暑い

これは実際にやってみると分かることなのですが、エアコンクリーニングは気温が高くなった後に行うことが多い(季節の変わり目でエアコンをONした時に、エアコンの汚れに気がつくため)ため、エアコンクリーニング中は暑さとの戦いになります。

特に真夏にエアコン掃除するときなんかは、室内での分解作業中ですらエアコンを使うことができないため、どんどん汗が出てきします。

また、分解が終わった後は室外でパーツを水洗いしていくわけですが、その時も真夏の強い日差しの中、一つ一つパーツの汚れを落としていくという作業を1~2時間ほど行い、その後、またサウナのような室内に戻ってエアコンを元の状態に戻していかなければなりません。

慣れてくると1台あたり半日ほどでクリーニングを終えることができますが、はじめての人の場合、うまくいっても1台のエアコンの分解掃除をやり切るには丸一日かかってしまうでしょう。

熱中症になるかと思うぐらいの状態で作業し続けなければなりませんので、もしDIYでクリーニングしてみようと思う人はその覚悟を持って挑んでくださいね。

【おすすめしない理由その3】作業中はとてもカビ臭い

取り外したエアコンのドレンパンと送風ファン

これも実際にエアコンを分解した人しかわからないのですが、エアコンのカバーを外したり、送風ファンを取り出していったりすると、モワッと生暖かい空気とともにカビ臭いにおいが漂ってきます。

特に、一発目にそのにおいを嗅いだ時はクラっとしてしまうぐらい臭ってきます。

作業中はその臭いに慣れてくるのでそこまで気になりませんし、一度水洗いをしてやれば、どんどんきれいになってくるのでその辺りからは掃除する快感が感じられます。

ただ、そういった汚いカビ汚れに対して抵抗力がある人でないと途中で挫折してしまう可能性もあると思います。

【おすすめしない理由その4】手が荒れる

これもエアコン掃除を行う時に毎回感じることなのですが、エアコン掃除を終えると手がものすごく荒れています。

どんなふうに荒れるのかというと、エアコン掃除後は手がカサカサになって白っぽくなる(肌の表面が細かく剥がれてくるみたいな感じ)です。

私の場合、強い洗浄液などは一切使わずに高圧洗浄機でパーツを洗うだけなのですが、どうもカビが付いたパーツを分解したりする時にそのカビが手に付着してしまうことが原因のようです。

ゴム手袋などをつければ手荒れを予防できるのですが、エアコンを分解していくためには、ネジや小さなパーツを取り外したりなど細かな作業が多いので、結局いつも途中で手袋を外してしまっています。

ですので、手が荒れるのが嫌な人はエアコンクリーニングを自分で行わないほうがいいと思います。

【おすすめしない理由その5】故障する可能性がある

エアコンクリーニングのもう一つの方法は、エアコンを細かく分解してパーツごとに汚れを取り除くという方法です。

エアコンを組み立て始める

この方法であれば、エアコンを分解してパーツごとに細かく掃除することが出来るので、臭いやカビ汚れを納得がいくレベルまで取り除くことが可能です。

ただし、このクリーニング方法を自分でやるためには、よっぽどDIYに自信がないとできませんし、万が一、ちょっと手順を間違ってしまうとエアコンが故障してしまう可能性もあります。

ちょっとでも無理やりパーツを外そうとするとパキッと割れてしまったり、配線を強く引っ張ってしまうと断線したりすることもよくあります。

また、ネジ類はどこに付いていたものか必ず分からなくなりますので、外したタイミングで養生テープなどを使ってパーツに貼り付けておくなどの工夫が必要でしょう。

ちなみに、エアコンを一度でも分解してしまうとメーカー保証や販売店保証などが使えなくなってしまいますので、そういった保証を活用しようと考えている人はDIY掃除はやめておいたほうがいいと思います。

また、先ほど紹介した簡易的な洗浄スプレーを使ったエアコン掃除でよくあるトラブルとして、アルミフィンに付着した汚れの塊がドレンパンに詰まってしまい、エアコンから水漏れが発生してしまうケースです。

この場合、運が良ければサクションポンプと呼ばれる真空ポンプで詰まりを解消することができますが、もしそれでも水漏れが解消されない場合は分解洗浄してドレンパンの詰まりを取り除く必要も出てきます。

サクションポンプをドレンホースに差し込んだ

シロッコファンとドレンパンを分解

このような理由から、簡易的な洗浄スプレーを使ったエアコンクリーニングはちょっとした汚れの場合だけに限定したほうがいいと思います。

【おすすめしない理由その6】各種保証が使えなくなる可能性がある

エアコンを新品で購入した場合、無料のメーカー保証ついています。

  • 冷媒回路(熱交換器や配管、圧縮機など);約5年
  • 本体部(消耗品を除く);約1年

また、販売店などが独自で行っている長期保証は5~10年になっていることが多く、この期間にエアコンが故障した場合は修理又は取替を店側負担で行ってもらえます。

エアコンのDIYクリーニングで注意しなければならないのは、万が一、それが原因でエアコンを壊してしまった場合、メーカー保証や販売店保証では対応してもらえない可能性が高くなるという点です。

自分でエアコンクリーニングをしてエアコンを壊してしまった場合は、修理費用やエアコンの取替え費用などが自費になることを理解しておきましょう。

実は業者にエアコンクリーニングをお願いして業者がエアコンを壊してしまった場合も同様に、メーカー保証や長期保証で対応するのではなく、クリーニング業者が修理費用などを負担する形になってきます。

このようにエアコンクリーニングは故障のリスクがあるだけではなく、それを原状復帰するための保証も使えなくなる可能性があるということを知っておきましょう。

【おすすめしない理由その7】火事になる可能性がある

自分でエアコン洗浄を行う際、電源を抜かずにアルコールなどの可燃性の洗剤を使ったために発火したり、内部の電子部品部分の養生をしないまま洗浄をしてしまったために水や洗剤がそういった部分にかかってしまい、接続部分がサビて接触不良によるトラッキング火災が起きたりする可能性があります。

>>エアコン「4.内部に洗浄液がかかりトラッキング現象で発火」|nite

もちろん、そういったことに注意して作業することができると判断したのであれば、自己責任の元、DIYエアコンクリーニングをしていきましょう。

少しでもそういったことに不安がある場合は、クリーニング業者に依頼したほういいのではないかと思います。

最後に一言

今回は、DIYエアコン掃除をおすすめしない7つの理由デメリットについてお話しました。

DIYエアコンクリーニングは何が起こっても自己責任となります。

私の場合、もともとメカや電子機器に強く、DIYが得意なのでエアコンも中古品を購入して自分で取り付けているため、メーカー保証や販売店保証などもありませんし、安値で中古エアコンを買っていることもあるので、万が一、故障してしまってもそこまで痛手になりません。

ただ、お話してきたようにDIYクリーニングにはたくさんのデメリットもありますし、故障や保証が効かなくなるなどのリスクなども考えると、プロの業者に依頼してやってもらったほうが総合的には得になる人の方が多いのかもしれません。

>>【最安値を調査】エアコンクリーニングの料金相場を徹底比較

今後のことを考えて、どうにかエアコンクリーニングを自分でできるようになっていきたいという場合は、一度業者の人に依頼して、作業しているところを見ながら作業内容や必要な道具などを勉強していくというのもいいと思います。

いずれにしても、DIYエアコンクリーニングは自己責任で行うものになりますので、しっかりと検討した上で判断していきましょう。

それでは!





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