エアコン内部のカビにおいの発生を抑制する5つの方法まとめ

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【カビ予防方法その4】除湿機で部屋の湿度を下げる

最近の住宅は、住宅の性能が上がってきて、断熱気密性能は一昔前よりかなり良くなりました。

24時間換気システムも標準設置されている場合も増えてきたため、節電のために窓を締め切ってエアコンを稼働させ、部屋の温度をコントロールするのが一般的となっています。

ただ、標準設置される安価な24時間換気システムには湿度をコントロールする機能がないため、調湿はエアコンで行わなければなりません。

にもかかわらず、家の断熱性能も上がってきているためエアコンの稼働率は下がる(電気代がかからない)傾向にあり、冷房や除湿運転で取り除くことが出来る水分量も減ってきています。

その結果、エアコンで部屋の温度を下げることが出来るのだけれど、除湿はうまくできず、部屋の湿度が70~80%で保たれてしまうという現象が起こっています。

このような高湿度の部屋の環境は、先ほどお話した送風運転でエアコン内部を乾燥させてカビの発生を抑制するという方向性とは逆の状態である(カビが発生しやすい状態である)と言えます。

かろうじて部屋の壁などにはカビが発生していなくても、エアコン内部は部屋よりも更に湿度が高い状態にあるため、そこで発生するカビの量も多くなってしまいます。

このような場合、除湿機を活用して部屋の湿度を65%以下に保つ方法が有効です。

エアコンのカビ予防に除湿機を動かす

というのも、カビにもいろいろな種類がありますが、比較的乾燥に強いと言われている乾性カビ(表の下の方にある)でも、湿度が65%以下(Awが0.65以下)では生育できなくなってしまいます。

カビ対策マニュアル 基礎編-文部科学省

出典)1.カビとは|文部科学省

※上の表のAwとは相対湿度(一般的に使われている湿度)のことです。例えば、Awが0.65というのは、相対湿度が65%ということ。

つまり、除湿機を使って部屋の湿度を65%以下に保った状態で、冷房終了後の送風運転を行うことができれば、カビの生育をストップすることができます。

慢性的に部屋の湿度が高い場合は、除湿機の導入も検討してみてください。

【カビ予防方法その5】フラッパーを取り外す

エアコンカビ対策の最初にお話したフィルター掃除についてですが、実はフィルター掃除を行ったほうが良い理由は、単純にエアコン内部にホコリがはいっていかないようにするだけはありません。

実はエアコンの上面は常に開放されているため、エアコンフィルターがきれいな状態だと冷房運転停止後にエアコン内部に溜まった湿気をエアコンの外(部屋)に出す事ができたりもします。

エアコンの上部の空洞

エアコン上部のフィルター開口部

エアコンフィルターにホコリがびっしり詰まってしまっていると、停止中のエアコン内部の湿気の換気がこの部分でできなくなるため、更にエアコン内部でカビが発生しやすくなってしまいます。

これに加えてもう一つ知っておきたいこととして、一昔前のエアコンはルーバー(吹出口に付いている上下の風向きを換えるための導風板)の向きの調整はすべて手で行う必要があったのですが、最近のエアコンは自動でそれを行ってくれるようになったということです。

エアコンクリーニングが完了した

例えば、エアコン動作中はルーバーを開いて風向きを調整して、エアコンを使わないときはルーバーを閉じるということを自動でやってくれています。

この機能のおかげで使い勝手や見た目が非常に良くなったのですが、エアコン停止中にルーバーが完全に閉じてしまうため、エアコン内部に湿気が溜まったままになってしまいがちになってしまいました。

この具体的な解決策としては、エアコンのルーバー(吹出口についているフラッパーのようなもの)を思い切って取外してしまうという方法が効果的です。

エアコンのカビ予防のためにルーバーを取り外す

エアコンのルーバーを外してしまうことで、エアコン停止中に内部に湿気がこもることを防ぐことができ、カビの発生を抑制することができます。

ルーバーがなくなってしまうとエアコンの風向きが調整できなくなりますが、この点については夏場は上向き(天井に向けるイメージ)、冬場は下向き(床に向けるイメージ)で風が出るように自作の導風板を取り付けることで解消できます。

エアコンの暖房の風が足元に流れる

実は、この導風板の効果はかなり大きくて、このおかげで夏場はエアコンの除湿量が増え、冬場は足元までしっかりポカポカになります。

ここまで対策する人は少ないと思いますが、こういった方法もエアコンのカビ予防にはかなり効果的ですので知識として知っておいて損はないと思います。

最後に一言

今回は、エアコン内部のカビにおいの発生を抑制する5つの方法まとめについてお話しました。

最近、エアコンのカビで困っている人が本当に増えてきています。

これは、単にユーザーがフィルター掃除を怠っているだけではなく、住宅環境の変化やエアコンの機能の変化なども影響してきています。

カビにおいを予防するためには、栄養となるものがエアコン内部に侵入しないようにすること、エアコン停止中は乾燥状態を保つことが重要です。

ただ、カビが大量に発生してしまった場合、そのカビそのものを取り除かないかぎり、なかなか状況が改善しないということも事実です。

まずはエアコンクリーニングを行い、その後こういったカビ予防を取り入れていくのが王道です。

どうしてもエアコンクリーニングは面倒で、カビのニオイだけ消臭したいということであれば、オゾン発生器を使ってエアコン内部のカビを無力化(酸化)させてしまう方法などもあります。

>>【面倒な掃除不要】オゾン発生器でエアコンの生臭いカビのにおいを消臭する方法

是非参考にしてみてください。

それでは!





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