エアコンフィルターのホコリ掃除のやり方(目安は2週間に1度)

エアコンフィルターを取り外す

エアコンは、部屋に取り付けた直後から「定期的に自分で掃除をしていかなければならない家電」です。

ですが、多くの場合、そのことに気がつくのは、エアコンの風がくさい(内部にカビが発生している)とか、エアコンの効きが悪いといった状態になってからのことが多いのではないかと思います。

でも安心してください。

汚れの程度がひどくない場合は、これから紹介するフィルター掃除と合わせて洗浄スプレーなどを使ったDIYクリーニングも行うことで、それらの不快なエアコントラブルを解消していくことが可能です。

そこで今回は、定期的にやっておきたいエアコン掃除のやり方から自分でできるエアコンクリーニングについて、詳しくお話していきます。

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家庭でできるエアコンの掃除のやり方

まずはじめに、定期的にやっておきたい簡単なエアコン掃除の方法からお話していきます。

【STEP1】エアコンのコンセントを抜く

エアコン掃除の前にエアコンのコンセントを抜く

エアコン掃除はエアコンを止めた状態で行うのが基本です。

エアコンの電源はOFFにして、エアコンのコンセントを抜いておきましょう。

(家庭でできる範囲のエアコン掃除では、感電するような場所の複雑な清掃作業を行うことはありませんが、念のため・・・。)

【STEP2】掃除機でエアコン周りのホコリを吸い取る

エアコンの周りにはたくさんのホコリが集まって積もっています。

掃除でホコリを室内にばら撒いてしまわないように、最初の段階でエアコン周りのホコリを取り除いて置くのがキレイに掃除を行うポイントです。

エアコン周りのホコリを掃除機で吸い取る

具体的には、掃除機の先端にノズル(ブラシ付きでもOK)を取り付け、エアコン周り、特にエアコン上部などにたまったホコリをざっくりと吸い取っていきます。

注意点としては、掃除機のノズルをエアコンに強く押し付けすぎるとエアコンに傷を付けてしまいますので、ノズルの先端をトントンと軽く当てる感じでも充分にホコリを吸い取ることができます。

特にリビングなど、ホコリの多い場所にエアコンを設置していた場合、この部分にかなり多くのホコリが溜まってしまっています。

掃除が終わった後に不織布フィルターをエアコン上面に後付しておくと、この部分の掃除がとても楽になりますので、ご参考まで。

エアコン上部に不織布フィルターを取り付け

>>【カビ汚れ予防】エアコン上部吸気口に不織布フィルターを取り付ける方法

【STEP3】エアコンフィルターを水洗いする

次は、エアコンのフィルターを水洗いしていきましょう。

エアコンのフィルターは室内機の前面パネルを前側に開いたところにあります。

エアコンの前面パネルを開く

前面パネルの開き方は、前面パネルの両端を手前側に引っ張ればガバッと全面パネルが上に開いて止まります。

エアコンの前面パネルを開いたところ

すると、エアコンフィルターが見えてきますので、フィルターの下側を少し持ち上げて、手前側に引っ張り出していけば、エアコンフィルターを取り外すことができます。

エアコンフィルターを取り外す

エアコン掃除で取り外したフィルター

写真はきれいなエアコンを使っていますので汚れは見えませんが、フィルターには以下のような感じで結構な量のホコリが溜まっているはずです。

エアコンフィルターにたまったホコリ

フィルターを取り外す時はそ~っと取り外さないとフィルターに溜まっていたホコリが部屋に舞ってしますので注意してください。

取り外したフィルターにたくさんホコリがついている場合、あらかじめ掃除機を使ってフィルターを優しくなでるようにホコリを吸い取っていきます。

基本的にはこれだけでフィルターはかなりきれいになりますが、ずっとエアコン掃除をしていなかった場合、汚れがフィルターにこびりついてしまっている場合があります。

そのような場合は、ホコリを掃除機で吸い取った後に、お風呂場などで水洗いをしてあげると、きれいになります。

エアコンフィルターを水洗い

フィルター自体にカビが生えてしまっていたり、油汚れがひどかったりする場合は、中性洗剤を付けたスポンジで軽くこすったり、ハイター等の塩素系洗剤を水で5倍程度に薄めたもので浸け置き洗いなどをすると良いでしょう。

しっかりと汚れと洗剤を洗い流した後は、水分がなくなるまでフィルターを乾かしておいてください。

【STEP4】吹き出し口の汚れを拭き取る

エアコンのフィルターが乾くまでの間に、エアコンの吹き出し口の汚れを拭き取っていきます。

エアコン掃除で吹き出し口を拭き取る

拭き取るためのものはウェットティッシュなどでOKで、可能であればカビを殺菌できるエタノール(アルコール、薬局などに売っている濃度が80%ぐらいのものが殺菌力が強い)を吹きかけながら吹いていくと効果大です。

このような感じで手の届く範囲で結構ですので汚れを拭き取っていきましょう。

後は先程洗ったエアコンフィルターを元通り取り付け、コンセントをさし直せば室内器のエアコン掃除は完了です。

エアコンフィルターを取り外す

【STEP5】室外機のフィン汚れを水洗いで落とす

エアコン室外機

基本的に室外機はメンテナンスフリーで、雨風にさらされる場所に設置している場合、雨風で汚れが洗い流されていて、室内機に比べると比較的きれい状態になっていることがほとんどです。

ですが、雨風が当たらない屋根の下やホコリや虫などが多い場所などに設置されている場合、熱交換器のアルミ製のフィン部に汚れがたくさん付着していて、風の通りが悪くなってしまっていると上手く排熱できず、運転効率が悪くなってしまいることもあります。

そんな場合は、室外機のフィン部にジャバジャバっと水をかけて、フィン汚れを取り除いてあげてください。

なお、室外機は雨ざらしされることを前提に設計されていますので、基本的には水をかけても故障したりすることはありません。

簡易エアコン掃除のメリットとデメリットについて

ここからは、この記事で紹介している家庭でもできるような簡易的なエアコン掃除のメリットやデメリットについてお話していきます。

【メリットその1】約10分という短時間で掃除完了

今回紹介した簡易的なエアコン掃除は、慣れれば10分ほどで終えることができるようになるほど簡単です。

このフィルター掃除をやっているかどうかで、エアコン内部の汚れやカビの発生が変わってきますので、ぜひ定期的にフィルター掃除を行うことをおすすめします。

【メリットその2】エアコン内部の汚れを予防できる

エアコンのフィルターをきれいな状態に保つ事ができれば、エアコン内部の汚れやカビの発生を予防することができるため、エアコン内部を掃除するようなエアコンクリーニング費用を抑えることができます。

このことについては意外に思う人が多いかもしれませんので、もう少し詳しくお話しておきます。

エアコン内部の汚れはフィルターがホコリなどで詰まってしまった際に、フィルターと本体の隙間などから吸い込まれてしまいます。

エアコンフィルターの隙間からホコリが侵入

エアコン内部、特にアルミフィン部などに溜まったホコリは単に風の通り道を塞いでしまうだけではなく、カビの栄養源にもなってしまいます。

エアコンはメーカーが取扱説明書に記載している通り、「二週間に一度のエアコンのフィルターの掃除」を忘れずに行うことができれば、エアコンの耐用年数である10年間はエアコン内部の分解クリーニングを行わなくても大丈夫な設計になっています。

ですので、エアコンフィルターのこまめな掃除は1~2年に一回のエアコンクリーニング費用を節約できる可能性があるということを理解しておくといいと思います。

【メリットその3】エアコンの汚れ具合を確認できる

エアコンフィルターの掃除を行っていると、必ずエアコン内部のアルミ製の熱交換器(フィンの部分)や、エアコン吹き出し口の中にある送風ファンなどを見る事になります。

送風ファンだけではなく周りにもカビが付いている

説明書通りに二週間に一度のフィルター掃除を行っていればこういう状態になることは稀ですが、ほとんどの場合、そんなに頻繁にエアコンフィルターの掃除を行っている人はいないと思いますので、エアコン設置から2~3年もすれば吹き出し口の中はこのような状態になっていることと思います。

エアコン内部がこのような状態になってしまっているにも関わらず、普通に冷房を使ってしまった場合、カビがどんどん増殖してしまい、 夏型過敏性肺炎などによる長引く咳の原因にもなってしまうこともあります。

だだし、フィルター掃除などでエアコン内部にカビが生えていることを知っていれば、冷房後に送風運転などを行ってエアコン内部をしっかりと乾燥させてあげるようにすれば、エアコン内部のカビを死滅させる(活動を停止させる)ことができるため、エアコンによる健康被害を避けることもできたりします。

>>【エアコンカビ予防対策】送風運転で内部を徹底乾燥

このように、普段見ることのないエアコン内部の状態を知ることができるというのも、エアコン掃除のメリットです。

ここからは、このエアコン掃除のデメリットについてお話していきます。

【デメリットその1】面倒くさい

ここからはエアコン掃除のデメリットについてお話していきますが、何と言ってもエアコン掃除のデメリットは面倒くさいということに尽きると思います。

先程もお話した通り、エアコン内部の状態を良好に保つためには、エアコンの説明書にかかれているように二週間に一度はエアコンフィルターの掃除を行わなければななりません。

でも、二週間に一度のエアコンフィルターの掃除を出来ている人は稀なのではないでしょうか?

最近では、エアコンフィルターの掃除を自動で行ってくれるお掃除ロボット付きのエアコンも発売されていますので、どうしてもエアコンフィルターの掃除が面倒だという人は、そういう機能の付いたエアコンを選ぶというのも一つの手だと思います。

【デメリットその2】エアコン内部までキレイにできない

今回紹介したような簡易的なエアコンクリーニングでは、エアコン内部に発生した汚れやカビを取り除くことはできません。

エアコンフィルターや吹き出し口を戦清掃したとしても、エアコンから吹き出される風はエアコン内部を通ってくるため、エアコン内部まで掃除ができていないとエアコンから吹き出される風はキレイにはなっていない事になります。

エアコン内部まで徹底的に掃除した場合、1~2万円ほどでエアコンクリーニングのプロを呼ぶことができますし、ホームセンターに売っているエアコン洗浄スプレーなどを使えば自分でもエアコンの熱交換器部分の汚れを落としたりすることもできます。

エアコン洗浄スプレーを吹き付ける

>>【洗浄スプレー】エアコンのカビ汚れを自分で掃除する方法

>>【エアコン送風ファン掃除】洗浄スプレーの使い方とDIYクリーニングのコツ

ただし、エアコン内部で発生した露を受けるドレンパンに発生しているカビを掃除するためには、エアコンを分解してパーツ毎に洗浄する必要があります。

取り外したエアコンのドレンパンと送風ファン

>>エアコンの分解クリーニングの方法

エアコンのフィルター掃除はあくまでもこのようなエアコン内部のカビ汚れの発生を未然に防ぐための方法だということを理解しておきましょう。

最後に一言

今回は、エアコンフィルターのホコリ掃除のやり方についてお話しました。

定期的なエアコンフィルターの掃除は面倒くさいと感じるかもしれませんが、それをするかどうかでエアコン内部に発生するカビ汚れの状態が大きく変わってきてしまうことを理解していきましょう。

エアコンフィルターの掃除は二週間に一度が目安です。

二週間に一度が難しい場合は、一ヶ月に一度でもOKです。

とにかく気づいた時にやっておくと、少しでもエアコン内部の分解クリーニングの時期を遅らせることができ、エアコンのメンテナンス費用を節約することが出来ます。

本格的なエアコン分解掃除はとても大変です。

フィルターを掃除するだけなら10分もかかりませんので、ぜひ実践してみてくださいね。

それでは!

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