【徹底洗浄】エアコンを自分で分解クリーニングする方法

エアコンのアルミ熱交換は裏側にもある

最近エアコンがくさいなぁと思って、フィルターの掃除をしてみました。

すると、アルミフィンや吹き出し口の奥にある送風ファンに大量のカビがついているのを発見・・・。

クーラーのファン(シロッコファン、ラインファン)や露を受けるためのドレンパンなどに発生したカビを徹底的に掃除するには、分解してパーツ毎に洗浄しなければなりません。

でも、大手のクリーニング業者に依頼すると1.5~3万円ほどの出費になってしまいます。

どうにか自分で徹底的にエアコン内部をキレイにすることは出来ないものか?

いろいろ考えた結果、エアコンを分解して送風ファンやドレンパンを取外し、パーツ毎にじゃぶじゃぶ水洗いすることで、エアコン掃除をすることができました。

高圧洗浄機でエアコンファンを水洗い分解掃除

エアコン掃除洗浄後の送風ファンはキレイ

このエアコン掃除を行う際の準備ポイントとしては、ホームセンターで売られているエアコン洗浄スプレーでアルミフィンの洗浄を事前に終わらせておくということです。

エアコン洗浄スプレーを吹き付ける

作業の流れを追っていくと分かりますが、事前にアルミ熱交換器の洗浄を事前に行っておけば、準備すべき道具が少なくなり、クリーニング作業もかなり楽になります。

今回は、そんなエアコン内部の汚れを徹底的にキレイにする分解クリーニングの方法や、DIYクリーニングのメリット・デメリットについて、詳しくお話していきます。

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エアコンの分解クリーニングに必要な物について

まずはじめに、エアコンの分解クリーニングをするために必要な物についてお話していきます。

【必要な物その1】脚立

エアコンの分解クリーニングで必要な脚立

壁の高いところについているエアコンを分解するために、脚立を準備しておきましょう。

その他に、汚れてもいい椅子や机など、体重を支えられるぐらいガッチリとしたものであれば、脚立の代わりに使ってもOKです。

【必要な物その2】プラスドライバーとマイナスドライバー

エアコン本体電源カバーを外す

基本的に、エアコンの分解はプラスドライバーとマイナスドライバーだけで行うことが出来ます。

マイナスドライバーは、クーラーの電源配線を抜き取る際に、このような形で配線を固定している爪を押し緩める際に使います。

エアコン配線を抜くためのマイナスドライバー

【必要な物その3】ビニール袋

エアコンの電装品を水から守るためのビニール袋

エアコンを分解して水洗いする際に、電装品に水がかからないようにビニール袋などを被せます。

2~3枚ほどあれば十分ですので準備しておいてください。

【必要な物その4】カビ落とし道具

分解したエアコンパーツのカビは家庭用の中性洗剤とスポンジ(細長いタイプのものもあると便利)などを使って、水道水でじゃぶじゃぶ水洗いすればきれいになります。

本体カバーをスポンジで洗う

メラニンスポンジなどは表面に小さな傷を作ってしまい、そこにカビが生えるようになってしまいますので、研磨剤の入っていない食器を洗うためのスポンジを用意しておきましょう。

ちなみに、高圧洗浄機を利用する場合は水圧でカビを落とすことが出来ますので、その場合は洗剤やスポンジなどを用意しなくてもOKです。

高圧洗浄機でエアコンファンを水洗い分解掃除

【必要な物その5】養生シートとバケツ(必要な場合のみ)

室内機のアルミフィン(熱交換器)は冷媒配管を分解しなければ取り外すことができませんので、以下のように壁に取り付けられた状態で洗浄する必要があります。

エアコンのアルミフィン汚れを落とすための養生シートの取り付け

その際に洗剤やすすぎで使うお湯などが周りに飛び散らないようにするための養生シートや廃液を受け止めるためのバケツが必要です。

養生シートは、ホームセンターなどで300円ぐらいで購入することができます。

エアコンは壁の高いところに付いていますので、フィルムの縦幅が長いタイプのものを購入しておくと便利です。

【必要な物その6】園芸用スプレー(必要な場合のみ)

クーラーの熱交換器に付いた頑固なカビ汚れは、ホームセンターに売られているような洗浄スプレーでは汚れを落とすことができません。

クリーニング業者の場合、以下のような専用の電動工具スプレー(4~5万円)を使って熱交換器の汚れ落とし(お湯などによるすすぎ)を行います。

エアコン洗浄機の使い方

>>エアコン洗浄ポンプの具体的な使い方

すすぎで使われる水量は約10L前後の事が多く、当たり前ではありますが、すすぎのために使われる水が多ければ多いほど、しっかりとカビを除去することができます。

なにか安くていいものがないか探していると、ホームセンターの園芸コーナーなどに置かれている手動加圧式のスプレーであれば、1000~1500円でなかなかの水圧&水量ですすぎができることがわかりました。

エアコンの熱交換器の洗浄に便利な園芸用スプレー

このように熱交換器のアルミフィンが黒ずむほどしっかりとカビ汚れが付いてしまっている場合は、一般的なスプレー缶タイプのものではなく、このようなある程度の水圧をかけられ、かつ大量の水を散布できる洗浄道具も準備しておくといいと思います。

以上がエアコンのDIY掃除に必要な道具となります。

ちなみに、事前にホームセンターで売られているエアコン洗浄スプレーを使ってアルミフィン部分を洗浄しておく場合、上記の5~6(養生シートやバケツ、加圧ポンプ)は不要となります。

エアコンのファンやドレンパンの具体的な分解クリーニング方法

ここからは、エアコンのファンやドレンパンの具体的な分解クリーニング方法についてお話していきます。

※この記事では一般的な家庭用エアコンの分解クリーニング方法を紹介しますが、あくまでも参考程度にご覧ください。なお、分解洗浄のデメリットは感電の危険や故障の可能性などがあることであり、少しでも不安がある場合はプロに任せるようにしてください。実施される場合は自己責任でお願いします。

なお、エアコンの分解するのが難しい場合は、洗浄スプレーや隙間ブラシなどを使って部位ごとに掃除していく簡単な方法もありますので、ご参考まで。

>>初心者向けの洗浄スプレーや隙間ブラシを使ったエアコン掃除のやり方

【STEP1】エアコンのコンセントを抜く

まずはじめに、クーラーのコンセントを抜いていきます。

家庭用のエアコンの場合、室外機には電源コードは存在せず、室内機側のコンセントを抜けばエアコンの電気を遮断することが出来ます。

エアコン掃除の前にエアコンのコンセントを抜く

また、コンセントのすぐそばにあるアース線(写真の緑色の線、電気は流れていない)もプラスドライバーを使って外しておきましょう。

エアコン掃除の前にアース線を取り外す

エアコンのアース線を取り外したところ

【STEP2】エアコンフィルターやルーバー類を取り外す

ここからは、エアコン本体のカバーやルーバー類を取り外していきます。

まず、エアコンの全面カバーパネルを開き、エアコンフィルターを取り外していきます。

エアコンの前面パネルを開く

エアコンフィルターを取り外す

今回はエアコンフィルターを掃除した直後だったのでキレイですが、ここにホコリが溜まっている場合は、掃除機などで吸い取っておきましょう。

エアコンの前面カバーパネルは、パネルの付け根部分のストッパーを手前に引っ張り、パネルを開いたまま上方に持ち上げれば取り外すことが出来ます。

エアコンの前面パネルを開く

エアコン前面パネルのストッパー

エアコンの前面カバーパネルのストッパーを外した

前面カバーパネルを取り外したエアコン

次に、クーラーの吹き出し口のルーバーを手で開き、真ん中辺りのはめ込んでいる部分を手で上手く外していき、その後ルーバー全体をしならせながら、ルーバーの左側を抜き取ります。

エアコンのルーバーを手で開く

ルーバー中央部の止を外す

ルーバーをしならせながら左側から抜き取る

ルーバーの左側を抜き取ったところ

ルーバーの右側(ギア側)については、ルーバーの抜き取れる角度が決まっていますので、ルーバーを全開とか全閉とかにしてみて抜き取れる場所を探しながら取り外していきましょう。

エアコンのルーバーを手で下げる

エアコンのルーバーを手で閉じる

このルーバーの場合は、全閉の状態で左側にスルッと抜き取ることが出来ました。

エアコンのルーバーがはまっていた穴の形状

ルーバーをはめ込む穴はこんな感じで切り欠きがあり、そこにルーバー側の凸部が挿入されるという仕組みになっていました。

もう一つのルーバーも同様の手順で抜き取っていきましょう。

エアコンのルーバーを取り外したところ

こんな感じで、フィルター、前面パネル、ルーバーを取り外すことが出来ました。

【STEP3】エアコン本体のカバーを取り外す

ここからは、本体カバーを取り外していきます。

まず、エアコン本体前側にあるネジを外していきましょう。

エアコン本体カバーを止めているビスの場所

右側の方にあるネジを外すと、電源部のカバーを取り外すことが出来ます。

エアコン本体電源カバーを外す

エアコン電源カバーを外しているところ

電源部のカバーで隠されていた右下のネジも取り外していきます。

エアコン電源カバー裏のネジを外す

エアコン本体カバーのネジを外した後

これで本体カバーを取り外すことができるようになりました。

ですが、ここからが本番です。

クーラーの分解掃除の第一関門がこのエアコン本体のカバーの取り外しで、ネジを外した後の取り外しがうまくいかないことが多いので、気を引き締めていってください。

まず、エアコン下側に手を入れ、エアコン本体カバーを手前側にグィッと引っ張ってみましょう。

エアコン本体下側に手を入れて手前に引っ張る

すると、こんな感じでエアコンの下側のカバーが少し手前側に出てきます。

エアコンの本体カバーの下側が外れる

後は、本体カバーの上側のプラスチック製の爪を上手く上に持ち上げながら外しつつ、カバーの下側を引っ張っていけば、ガバッとエアコンカバーを取り外すことが出来ます。

エアコン本体カバーの爪を外しているところ

エアコン本体カバーを手前に引っ張る

本体カバーを取り外したエアコン

初めてエアコン掃除をする場合、このエアコンの本体カバー外しで手間取ることが多いですが、コツを掴めば簡単に外せるようになります。

ちなみに、この機種の場合、エアコンカバーの爪はこのような感じになっていて、下に凸のところで引っかかっています。

エアコンカバーの爪はこんな感じ

この爪を外すイメージで上に引っ張りながら外していけば、簡単にエアコン本体カバーを取り外すことができるようになります。

ちなみに、この時点でクーラーのファン部分の状態がよく見えるようになるのですが、もうほんとうにびっくりするぐらいカビが生えてしまっています・・・。

エアコンから出てくる風がくさいわけですね・・・。

【STEP4】エアコンの電装品パーツを取り外す

ここからは、エアコンの電装品パーツを取り外していきます。

※写真は別のタイミングで撮影したため、先ほど取り外した本体カバーは付いていますが気にしないでください。

まず、エアコンの電源配線を固定しているパーツを外していきます。

エアコンの電源配線を止めているパーツを外す

電源配線固定パーツを外した後

次に、マイナスドライバーで白い色の樹脂パーツ(電源配線の抑えを解除するパーツ)をググッと押し付けながら、電源配線を引っ張り出します。

エアコン配線を抜く際にマイナスドライバーで押す

エアコン掃除で電源配線を抜いたところ

この配線を抜くにも少し技術が入りますが、基本的には白い樹脂パーツをしっかりと力を入れてマイナスドライバーでしっかりと押し込むことができれば、スルッと配線を抜き取ることが出来ます。

マイナスドライバーでの押しが弱く、ロックが外れていない状態で配線を何度もグリグリしていると配線の芯が折れてしまう事がありますので、注意が必要です。

もし、あまり力がない人の場合は、ラジオペンチなどで一本づつ配線を抜き取ったほうがいいかもしれませんのでご参考まで。

次は、右上の方にある電源BOXに配線でつながっているような、細かな電装パーツを取り外していきます。

まずは、エアコン吹き出し口にあるイオン発生ユニットから。

エアコン掃除で取り外すイオン発生ユニット

イオン発生ユニットはビス一本で止められているので、簡単に取り外すことが出来ます。

イオン発生ユニットのビスを緩める

イオン発生ユニットを取り外したところ

次は、ルーバーギアBOX周りの電源パーツを取り外していきます。

右側の方にある電源ランプの樹脂パーツ(黒色)は、右側に引っ張れば取り外すことが出来ます。

エアコンのルーバーギアBOX周り

電源ランプパーツを取り外したところ

次に、白色のルーバーギアBOXは2本のネジで止まっているので、それを取り外していきます。

ルーバーギアボックスのネジを取り外しているところ

ルーバーギアボックスを取り外したところ

このルーバーギアBOXを取り外す際に、中にあるギアが落ちる場合があります。

後で簡単に組み立てることが出来ますが、ギアをなくしたりしないように注意してくださいね。

熱交換器周りにはいくつかの温度センサーが付いていますので、それらを外していきましょう。

まずは、熱交換器の上の方についている吸い込み空気の温度を測定するセンサーから。

熱交換器の上部についている吸い込み空気温度センサー

センサーを収めている樹脂パーツの下側を手前側に引っ張れば、こんな感じで取り外すことが出来ます。

次は、エアコンの熱交換器の筒に刺さっている温度センサーを外していきます。

エアコンのエバ温度センサー

この温度センサーは、センサーを上に引っ張り出せば簡単に取り外すことが出来ます。

熱交換器の温度センサーを取り外した

次は、熱交換器と電源ボックスを繋いでいるアース線を取り外していきます。

エアコン熱交換器のアース線を取り外す

ここまで出来たら、後は電源BOX本体を取り外していけばOKですので、電源BOXを固定しているネジ(表側、横側)を取り外していきましょう。

電源BOXを固定しているネジを取り外す

電源BOXを横固定しているネジを取り外す

電源BOXを固定しているネジを取り外すことができると、こんな感じで電源BOXが外れます。

室内機の電源BOXが外れたところ

これで一旦は電源BOX周りのパーツ外しは完了です。

【STEP5】ドレンパンを取り外す

ここからは、クーラーの送風ファンが取り付けられているドレンパンを取り外す方法についてお話していきます。

まずは、エアコンの左側にあるドレンパンを固定している2本のネジを取り外していきます。

エアコンのドレンパンを固定しているネジ

エアコンのドレンパンを固定しているネジを取り外しているところ

次に、反対側も同じようにドレンパンを固定しているネジを2本取り外していきましょう。

右側のドレンパン固定ネジを外す

後は、ドレンパンの裏側(下の写真の赤矢印の裏側)に付いているドレンホースを固定しているネジ(下の2枚目の写真)を、柄の長さが短いドライバーなどで取り外していきます。

ドレンホースが固定されている場所はこの裏

ドレンパンを固定しているネジ

すると、もうこの状態でエアコンの熱交換器とドレンパンは分離した状態になります。

エアコンのドレンパンが外れた

後はゆっくりとドレンパン(電装BOXも一緒)を下方に抜き取っていけば、ドレンパンを取り外すことが出来ます。

なお、ドレンパンを取り外す際、傾けたりするとドレンパンの中に溜まっていたドレン水が溢れますので、注意してください。

取り外したエアコンのドレンパンと送風ファン

取り外した送風ファンを良く見てみると、カビが生えているのは送風ファンだけではなく、ドレンパンのところにもたくさんのカビが生えてしまっています。

送風ファンだけではなく周りにもカビが付いている

クーラーの送風ファンやドレンパンをキレイに洗浄するためには、送風ファンとドレンパンを分離させる必要があります。

まず、送風ファンのモーターにマジックなどで「上」とか印をつけ、後でどちら向きにモーターを取り付ければいいか分かるようにしておきます。

送風ファンのモーターに印をつける

どうしてこのようなことをするのかというと、エアコンのファンはこの固定された状態で上手くバランス取りされていて、組み立てた際に取り付け位置がズレたりしてそのバランスを崩してしまった場合、エアコンから振動や騒音が出てしまう場合があるからです。

続いてモーターを固定しているパーツと、モーターとファンを固定しているネジを取り外していきます。

エアコン掃除でのファンモーターを固定しているネジを外す

シロッコファンとモーターを固定しているネジ

これでようやくドレンパンとファンを分離させることが出来ました。

シロッコファンとドレンパンを分解

ファンが収まっていたカバー側(送風路の壁)にも、ビッシリとカビが生えています・・・。

エアコンの送風路に生えたカビ

【STEP6】パーツを水洗いする

ここからはいよいよエアコンパーツの洗浄工程について説明していきます。

まず、電装品に水がかかってしまわないようにするために、ビニール袋などを被せておきます。

エアコン掃除で電装品を水から守るためのビニール袋

その後、ファンやドレンパンをジャバジャバと水洗いしていきます。

一般的には中性洗剤とスポンジを使ってお風呂場などで洗う事が多いのですが、今回は高圧洗浄機で一気にカビ汚れを落としました。

高圧洗浄機でエアコンファンを水洗い分解掃除

カビ落としのポイントは、大量の水で洗い流すということ。

これだけ分解した状態で洗浄しても、キレイにカビを取り除くためには結構な量の水が必要でした。

一度このような形で水洗いをすれば、エアコン洗浄スプレーなどではカビをきれいに落としきれないということがよ~くわかると思います。

シロッコファンやドレンパンを水洗いした後は、しばらく水切りと乾燥を行います。

水洗いしたエアコンカバーを乾かす

【STEP7】熱交換器を洗浄する(必要がある場合のみ)

記事の初めの方でお話しましたが、エアコンアルミフィンの汚れを事前にエアコン洗浄スプレー(ホームセンターで売られているタイプ)で洗浄しておく場合、このステップは必要ありませんので読み飛ばしてもらって結構です。

送風ファンや本体カバーなどを乾かしている間に、室内機の熱交換器の洗浄の方を進めていきます。

エアコンアルミフィンの頑固なカビ汚れ

まず、ホームセンターなどで購入しておいた養生シートを以下のような感じで取り付け、熱交換器を洗浄した後の水がバケツに流れ落ちるような感じにしておきましょう。

エアコンのアルミフィン汚れを落とすための養生シートの取り付け

次に、加圧式散布スプレーに熱めのお湯を入れ、熱交換器に強めの水圧で散布していきます。

エアコンの熱交換器の洗浄に便利な園芸用スプレー

業者の場合は汚れ落ちを良くするためにフィン部に洗剤をかけてからお湯ですすぐ場合が多いですが、よっぽどの油汚れなどがない限り、熱めのお湯だけで充分にカビを落としていくことができます。

>>【カビ取り】DIYエアコン掃除に使える洗剤まとめ

最終的には、こんな感じできれいな銀色の熱交換器にクリーニングすることができました。

エアコン洗浄スプレーで洗浄した後のアルミフィン

ちなみに、バケツにはこんなにも大量のカビを含んだお湯が溜まっていました・・・。

バケツにたまったカビの残骸

なお、アルミフィン熱交換器も壁から外して完全に取外して掃除する方法(上級者向け)については、こちらの記事が参考になると思います。

エアコンを取り外して完全分解洗浄するDIY方法

>>【エアコンクリーニング】室内機を取外&完全分解して徹底的に洗浄する方法(上級編)

【STEP8】元通りに組み立てる

ドレンパンや送風ファンがしっかりと乾燥できたら、先ほどと逆の手順でドレンパンや送風ファン、電装BOX、本体カバーなどを組み上げていきます。

分解掃除後のエアコン

お疲れ様でした。

これでエアコンの分解洗浄は完了です。

DIYエアコン分解掃除のメリットデメリット

ここからは、このDIYエアコン分解掃除のメリット・デメリットについてお話していきます。

【メリットその1】ドレンパンや送風ファンの汚れを隅々までキレイにすることが出来る

エアコン洗浄機で送風ファンの汚れ落とし

大手のエアコンクリーニング業者が行う洗浄方法は、エアコンの本体カバーなどは外すものの、送風ファンやドレンパンなどは取外さずにエアコン吹出口からエアコン洗浄機で洗浄するだけとなります。

それに対して、今回紹介したエアコンの分解クリーニングは、送風ファンやドレンパンも分解してパーツ毎に洗浄できるため、洗い残しもほとんどなく、新品同様のレベルまでエアコン内部をキレイにすることができます。

取り外したエアコンのドレンパンと送風ファン

エアコン掃除洗浄後の送風ファンはキレイ

なお、ホームセンターなどで売られているエアコン洗浄スプレーでアルミフィンを掃除したことがある場合、汚れがドレンパンの出口部分で詰まってしまい、エアコン室内機から水漏れが発生ることがよくあります。

今回のようにドレンパンを取外して洗浄しておけば、そういった室内機からの水漏れも未然に防ぐことができます。

【メリットその2】エアコンの風のニオイがかなり減る

送風ファンやドレンパンがきれいになると、エアコンの風が以前よりもかなりにおわなくなります。

定期的にエアコン洗浄スプレーなどでアルミフィン洗浄はやっていたのだけれど、送風ファンの掃除は初めてという場合は、特に風がきれいになったと感じることができます。

【メリットその3】風量が上がる(冷暖房効率が上がる)

アルミフィンや送風ファンに付いていた汚れが落ちて風の通りが良くなったため、新品時のようにスムーズに風が送り出されるようになります。

エアコンのファン部分についたカビを掃除

掃除してきれいになったエアコンの吹出口

エアコンは室内機の風量が大きくなるほど冷暖房効率も上がっていきますので、アルミフィンや送風ファンを掃除することで電気代も安くなります。

【メリットその4】音が静かになる

送風ファンに汚れがたくさんついていると、ファンの回転重心がずれてしまい、ファンが回転する際に発生する振動などで音がうるさくなってしまっています。

また、フィンとフィンの間が汚れで詰まっている場合、新品時よりもエアコンの風量設定を強い設定(送風ファンを高速に回転させる設定)にしなければならなるため、ファンの回転音が大きくなります。

ファンに固着していた汚れが取れるとファンがスムーズに回転するようになり、かつ低回転で十分に風を送り出せるようになるため、エアコン室内機の運転音が静かになります。

【メリットその5】除湿効率が上がる

エアコンアルミフィンの頑固なカビ汚れ

エアコンのアルミフィンが汚れていると、冷房運転や除湿運転でついた露が下のドレンパンに流れていかず、そのままアルミフィン部に留まってしまいます。

アルミフィン部の表面が清潔に保たれていると、フィン表面についた水分がスムーズに下に流れ落ちるため、スムーズにドレンパン、ドレンホースを通って室外に排出されるようになります。

冷却フィンとドレン皿、ドレンホースのイメージ図

特に梅雨や蒸し暑い夏の時期などはエアコン除湿を多用する事が多いですので、アルミフィンをキレイに掃除しておくことで除湿効果を高める(新品時に近づける)事ができます。

【デメリットその1】ある程度のDIYスキルが必要

取り外したエアコンのドレンパンと送風ファン

この掃除方法はエアコンを分解してドレンパンや送風ファンを取り出し、パーツ単体を洗浄していく方法なので、エアコンの分解と再組み立てが必要になります。

こういった作業が苦手な人にはあまり向かない掃除方法になりますので、そのような場合はエアコンをほとんど分解せずに行う方法を検討してみてください。

>>初心者向けのエアコン部位別掃除方法まとめ

【デメリットその2】暑くてカビ臭いし、疲れる

エアコンのドレンパンが外れた

エアコンを分解したりパーツを洗っている最中は、エアコンを止めての作業になるため、部屋がものすごく暑くて、更にカビなどの生臭いニオイもかなりしてきます。

また、初めてこの作業をする場合は半日ぐらいはかかってしまいますし、暑い部屋で行う慣れない作業なのでとても疲れると思います。

事前にエアコン掃除をする前に送風運転を2~3時間ほど行っておくとエアコン内部が乾燥するので、掃除中のカビのニオイを軽減することができますので、ご参考まで。

【デメリットその3】故障して動かなくなるリスクがある

エアコン掃除には、エアコン故障のリスクがあります。

自分でエアコン掃除するということは、それが原因でエアコンが故障して動かなくなっても自己責任になることを承知の上で行う必要があります。

経験上、エアコン掃除でエアコンが壊れたことはありませんが、エアコン故障が不安な場合は業者に依頼したほうが安心できると思います。

最後に一言

今回は、自分でエアコンの分解掃除クリーニングする方法についてお話しました。

エアコンの分解洗浄は本当に根気のいる作業ですし、時期によってはサウナのような部屋の中で汗をダラダラかきながらの作業になるため、本当に途中で何度も挫折思想になることと思います。

その代わり、しっかりとクーラー内部のカビ汚れを取り除くことができるため、洗浄、組み立て後の達成感とエアコンの風の気持ちの良さは格別です。

なお、エアコンをここまで分解するのが難しい場合は、洗浄スプレーや隙間ブラシなどを使って部位ごとに掃除していく簡単な方法もありますので、ご参考まで。

>>初心者向けの洗浄スプレーや隙間ブラシを使ったエアコン掃除のやり方

是非参考にしてみてください。

それでは!

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